中途採用などの転職活動に高学歴って有利なの？履歴書の場合の学歴の書き方を含め解説致します！

2019/03/11(最終更新日:2019/11/12)

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本日は転職活動においての学歴についてお話を致します

年々大学進学率が高まる現在の日本においてやはり大卒は武器になるのか？

高卒や中卒は人権が無くなってしまうのかなどの疑問を解説致しますので

是非現在就職活動中の方は参考にして下さい

学歴って中途採用など転職活動を行うにあたり有利な武器になるの？？

学歴は1つの判断基準。大学＞専門短大＞高校＞中学で判断される

人は中身が大切と言いますがやはり現在社会において

学歴は採用条件において貴重な判断の1つとなります

現にdodaが調査した学歴不問の求人割合も

学歴を問う求人が60％以上とデータが出ております

また、その中でも大卒以上を求める求人が44％とおおよそ半数が

大卒が採用条件であると言われております

このように学歴によって自身の転職活動の選択肢の幅が代わってくるので

やはり、より自分自身の職業の幅を持たす為にも学歴は重要な要素となってきます

その他にも採用担当者によっては

『学歴順によって履歴書・職歴書の書き方や発言、人間性が優れている方が多い』

と、考える方が多いのも事実です

確かに大学では、社会のマナーなどを学ぶ機会が多く

人間性の成長に繋がりやすい環境なんだろうなぁと思います

(私は高卒だからあんまり偉そうな事が言えないのですが…)

業種によって学歴の有利度は変化してくる！！商社や金融業、コンサルティングは大卒を求める割合が多い！！

※doda調査

上記のグラフの通り、業種によっては大卒を求める割合が多かったり

少なかったりとそれぞれの傾向がございます

上記グラフからも見受けられるように、

商社や金融、コンサルティング業務は大卒を求める割合が多いです

こちらはdodaが過去に調査をした『金融・商社』で採用を行う際

求められる学歴の割合をグラフにしたものでございます

この通りにグラフのおよそ6割が大卒以上を求めている結果となりました

金融関連専門職種は投資銀行業務やディーラー、アナリストなどの職業は

正確かつ迅速な分析と判断が必要な為、

自頭力を求める結果、大卒等の学歴が重視されるようです

また、不動産などのコンサルティング業務も

問題の解決力や高い論理的思考能力が重視されるので

高い学歴を求める求人が多くなると考えられます

反面、大卒を求める求人が少ない職種が

『アシスタント職』『建築・土木などの技術職』『クリエイティブ関連職』と、

技術(スキル)やセンスが重視される事が多い職業は

学歴を求める求人が少ないと推察されます

学歴が求められない分、施工管理技士など資格を所持しているかを

重要視される背景がある事が見受けられます

新卒採用程は学歴の影響は大きくなく、年齢が高くなるにつれて学歴の影響は薄くなる！！

新卒は職歴やスキルが無い分、学歴の影響はかなり大きいです

第2新卒者(入社1年目～3年目)も経験が浅い分影響が強いのも事実です

しかし、逆を言えば年齢が高くなるにつれて

『学歴＞経験』　→　『経験＞学歴』

と、経験やスキル重視になる傾向が強いです

確かに言われてみれば、例え超良い学校を出てたとしても

何もできないし技術もない人よりも

普通の学校でそれなりに専門的な技術を持っている人がいたとして

自分が人事なら後者を採用します

中途採用であっても第2新卒の場合は学歴を重視する事がある！

第2新卒はまだ社会人経験が浅く、価値の高いスキルや

仕事での大きな実績がない方が多い分、仕事面での判断がし難い為

中途採用であっても学歴を1つの採用基準にしている企業がございます

第2新卒で職歴が浅い分、どのような学校で社会人になるにむけて

どのような生活を送ってきたのかなどその人のポテンシャルを図る為です

つまり逆を言えば、有名な学校を卒業した第2新卒者で

今の仕事と自分が進むべき道の方向性が違うと思い転職活動を行っている方は

他の求職者よりも大きくリードができるチャンスでもあるのです

学歴が低くて不利な状況でも資格や能力でカバーできる！！

現在この記事を見て『うわ私高卒だし終わったわ…』と思っている方

学歴が低かったとしても取り戻せる方法はきちんとございます

結論から言うと資格や経験、能力でカバーする事が可能です

仕事をコロコロ変えていたら、その分経験は浅くなってしまいますが、

石の上にも三年というように長く同じ仕事を続ける事により

その分様々な業務を任されたり技術を磨く事が可能となります

また、職を変えずに長く勤めて転職活動を行う方は

『何事も最後までやり遂げる忍耐力があり、更なるキャリアアップの為に転職活動を行っている』

と、プラス評価に繋げることが可能です

経験の+αとして資格を取得すると尚評価に繋がるでしょう

もちろんその際は希望職種の業務内容に沿った資格ではないと

あまり資格パワーを発揮できませんので、そこは注意しましょうね

高学歴であったとしても転職回数が多い・キャリアに一貫性がない場合は不利になる

転職において学歴は1つの判断材料であると記載致しましたが

それだけではなく、就職活動ではスキルや仕事での経歴も判断材料の1つです

その為、いくら高学歴であったとしても短期間で

仕事をコロコロ変えていたり、はたらいてきた仕事に一貫性が無い、

あるいは仕事と仕事の期間のブランク期間が長すぎると

「勉強はできるけど仕事はできない(常識もない)」

このように評価をされる為いい結果が出しにくくなるでしょう

しかし、転職応募先の企業と前職の業界が一緒等キャリアに一貫性があったり

同じ企業に長期間勤めている場合は例え低学歴であっても

「この人材は採用する価値のある人間だ」と評価され採用へ繫がります

学歴はどこから履歴書に記入すればいいの？書き方をご紹介！！

最終学歴によって記入例は変化！中卒の場合は中学から・高卒以上は高校から記入しよう

履歴書に学歴ってどう書けばいいのかという相談はよくあります

中には『小学校から記入したほうがいいんですかね？』と心配性な方も…

結論から申し上げると、

中卒は中学校卒業から記載

高卒以上は高校卒業から記載

この2つが大きなポイントです

中卒の場合は『♡♡中学校　卒業』

高卒の場合は『♡♡高等学校　☆☆科　卒業』

それ以上の学校は『♡♡高等学校　☆☆科　卒業』と高卒から書き始め

『◇◇大学　○○学部××科　入学』

『◇◇大学　○○学部××科　卒業』と記載するようにしましょう

偏差値が学科や学部によって変わるのできちんと記載をしよう！

『学校名をきちんと書いてあるからそれでいいんじゃないの？』

上記のように疑問に思われる方も中にはいるでしょう

しかし、それは大きな間違いです

企業の採用担当者は偏差値を知りたがり、学部・学科を気にします

つまり

学科を記入してない＝詳しい偏差値が不明→書類選考不採用

と、せっかくいい学校に進学していたとしても

ちょっと記入をしなかっただけで行きたい企業に行けなくなってしまうのです

そんな勿体ない事をするのであれば多少面倒であっても

きちんと記入をして内定に繋げた方が結果的にプラスに繋がります

留年や浪人をしたり、中退をした場合も包み隠さずきちんと記入する事

『でも私留年してるから大学卒業からしか書きたくない…』

そうやってそれまでの経歴をちょっと隠したいと思う気持ちも解りますが

採用担当者の目もそこまでバカではないので

年数から逆算して絶対に途中質問で突っ込まれるでしょう

後からバレるよりも最初から誤魔化さずにいる事の方が

採用担当者からの好印象を得る事ができます

さいごに

本日は学歴は転職活動において有利なのかについて特集致しました

結局学歴は転職活動において有利なのは間違いないのですが

あくまでもプラス要素の1つでしかなく、

自分がどうこの武器を活かせるのかが重要となってきます

また、学歴が低かったとしても他の部分で絶対にカバーができるので

もし今までの学歴に少し自身のないという方は

これから是非経験を積みスキルアップして、資格を取得する等

学歴が物足りない分を補うように頑張って行きましょう

現在転職活動中を行っている方で苦戦している方

更に色んな求人を見つけてみたい方、是非一度

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この記事を書いている人

鈴木　美海(すずき　みうみ)

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