転職の面接では転職理由を聞かれることが頻繁にあります。
そこで、「どこまで話した方がいいの?」「理由で言ってはいけないことはあるの?」と疑問に感じている方は多いのではないでしょうか。
この記事では面接で転職理由を聞かれた時の答え方や注意点、よくある質問について解説していきます。
是非最後までお読みください!
面接で転職理由を聞かれる理由は?
ここでは面接で転職理由を聞かれる理由を解説します。
解説内容は以下の通りです。
- 面接で転職理由を聞かれる理由
- そもそも転職理由はどのようなものが多いの?
面接で転職理由を聞かれる理由
採用側が面接で転職理由を聞く理由は「入社後、すぐに辞めてしてしまわないか」や「入社したら会社で活躍してくれるか」を見極めるためです。
特に転職理由がどの企業でも起こりうるようなことが理由の場合は、転職理由として好ましくありません。
例えば「月の残業が10時間ほどあり、どうしても定時に帰りたかったので転職しました。」のような場合がこれに当てはまるでしょう。
令和7年5月の厚生労働省が行っている調査「毎月勤労統計調査」によると、2025年5月の一般労働者の平均時間外労働は約13時間です。
残業が無いに越したことはないですが、全労働者の平均的な残業時間ですら不満となると採用側に「少し忙しい時期になったら辞めてしまいそう」と思われる可能性が高いです。
また、初めから繁忙期などに残業が多くなることが分かっている企業の場合は尚更採用されにくくなるでしょう。
もう一つは「職場の人間関係が合わない」という理由です。
これは意外に思われる方もいるかもしれませんが、特に大きい会社になればなるほどたくさんの人と働くことになり、「この人とは合わないな」という同僚が出てくる可能性が高いです。
セクハラやパワハラなどのハラスメントを受けていたり、その他特別な事情が無い限り、ただ単に「人間関係が合わない」だと理由としては希薄でうちの会社も同じ理由で辞めてしまうのでは?という不信感を与えてしまう可能性が高いです。
そもそも転職理由はどのようなものが多いの?
では、転職理由にはどのようなものが多いのでしょうか?
求人情報・転職サイトの「doda」の2025年1月の調査によると、転職理由ランキングは以下の通りです。
| 順位 | 転職理由 | 割合 |
| 1位 | 給与が低い・昇給が見込めない | 36.9% |
| 2位 | 社内の雰囲気が悪い | 26.9% |
| 3位 | 人間関係が悪い/うまくいかない | 26.6% |
| 4位 | 尊敬できる人がいない | 24.7% |
| 5位 | 会社の評価方法に不満があった | 23.3% |
| 6位 | 肉体的または、精神的につらい | 21.5% |
| 7位 | 社員を育てる環境がない | 21.2% |
| 8位 | 意見が言いにくい/通らない | 20.8% |
| 9位 | 昇進・キャリアアップが望めない | 20.4% |
| 10位 | ハラスメントがあった | 19.7% |
doda「転職理由ランキング【最新版】みんなの本音を調査!」より引用
上の表を見ると、やはり「待遇面」と「人間関係」が原因で退職した人が多いことが分かります。
しかし、このような理由を面接で話すときはどうしてもネガティブな表現になってしまいがち。
抽象的に会社や組織の人間について悪くいってしまうと、「何かにつけて文句を言う人間だ」と判断されてしまう可能性が高いです。
上記のような理由を転職理由として挙げることは問題ありませんが、できる限り具体的なエピソードを挙げたり、なぜ自分がそう思ったのかを交えながら話すことがおすすめです。
面接で転職理由を聞かれた時の答え方のポイント
ここからは、面接で転職理由を聞かれたときの答え方のポイントについて解説していきます。
解説内容は以下の通りです。
- 端的に話す
- できるだけ正直に話す
- 話さなくていいことは話さない
- ネガティブなことを言いすぎない
端的に話す
まずは端的に話すことが基本です。
転職に至るまでに様々な不平不満があったことは十分理解できますが、それを長々と話してしまうのはNG。
自分の話を一方的に話したり、自分の感情本位で話してしまうと「自己中心的な人だ」と思われてしまう可能性が高いです。
出来る限り客観的な視点で端的に淡々と理由を話すのがいいでしょう。
できるだけ正直に話す
ここまでは、退職理由にあまりネガティブな話をしすぎない方がいいと書いてきましたが、反対に無理矢理話を作って綺麗な理由ばかり話すことも逆効果です。
転職という大きな決断をするということは理由の大小にかかわらずマイナスな理由があるのは自然なことです。
言わなくていいことは話さない
転職理由を正直に話すことは大切ですが、言った結果自分の不利益につながるようなことは話さないようにしましょう。
具体的に言えば、「上司・チームのメンバーと合わずに揉めてしまい、辞めてしまいました。」や「仕事がきつくて体調を崩しました。」などです。
例えこれらが事実であったとしても、自分が将来どうなっていきたいかやポジティブな目的に言い換えて伝えることがいいでしょう。
ネガティブなことを言いすぎない
転職理由を聞かれた時は、できるだけネガティブなことを言わないことを心がけましょう。
ネガティブなことを言わないためには、面接で転職理由を聞かれることを想定して自分で話す内容を整理することがおすすめです。
「他責的」で「中身のない批判」は特に悪い印象を持たれてしまうのでネガティブな内容を話す際は「客観的」で「事実に基づいた意見」を話すようにしましょう。
【例文】面接で転職理由を聞かれたときの答え方
ここからは面接で転職理由を聞かれた時の答え方について解説していきます。
- より良い給与や待遇を求めて転職した時
- 人間関係の問題で転職した時
- キャリアチェンジなど新しい挑戦を求めて転職した時
より良い給与や待遇を求めて転職した時
前職では仕事にやりがいを持って取り組んでいましたが、努力や成果に見合った評価を得ることが難しく、将来的なキャリアや生活面を見据えたときに不安を感じました。
今後は、自分のスキルや実績を正当に評価していただける環境で、より一層成長していきたいと考え、転職を決意しました。
人間関係の問題で転職した時
前職ではチームでの連携が少なく、個人プレー中心の職場環境でした。
チーム内での競争も激しく、チームというよりはライバルという意識が強かったです。
私自身は、周囲とコミュニケーションをとりながら協力して成果を出すスタイルのほうが力を発揮できると感じており、よりチームワークを重視する環境で働きたいと考えるようになりました。
キャリアチェンジなど新しい挑戦を求めて転職した時
長く働く中で、自分が本当にやりたいことや、どのような形で社会に貢献したいかを改めて見つめ直すようになりました。
その結果、これまでとは異なる分野に挑戦したいという気持ちが強くなり、キャリアチェンジを決断しました。
未経験の部分もありますが、新しい環境でも積極的に学びながら力を発揮していきたいと考えています。
面接で転職理由を聞かれた際のよくある質問
ここからは面接で転職理由を聞かれた際のよくある質問について解説していきます。
解説内容は以下の通りです。
- 好印象な転職理由はありますか?
- 転職理由で言ってはいけないことはありますか?
- 「一身上の都合」は退職理由としてふさわしいですか?
好印象な転職理由はありますか?
キャリアアップしたいやる気や新しいことへ挑戦したい意欲など、転職理由をなるべくポジティブに話すと好印象です。
また、話に一貫性を持たせ「こういう仕事がやりたい」「こういうキャリアを描きたい」などの目標やプランとそこまでに至るまでの過程を説明できるとなお良いでしょう。
転職理由で言ってはいけないことはありますか?
ただの批判に終始した愚痴に近い理由や、どの会社でも起こりうる可能性のある理由を転職理由として話すことはやめましょう。
転職理由にはマイナスな理由があることが大抵ですが、できるだけ客観的な事実に基づいて理路整然と話すことを心がけることがおすすめです。
「一身上の都合」は退職理由としてふさわしいですか?
退職理由を「一身上の都合」と説明することは全く問題ありません。
しかし、詳しく理由を聞かれる可能性は0ではありません。
「一身上の都合」で押し通そうとするとトラブルの原因にもなるので、問題のない範囲で理由を説明できるようにしておいた方がいいでしょう。
【まとめ】【2025年最新】面接で転職理由を聞かれたときの答え方は?例文や注意点を解説!
この記事では、面接で転職理由を聞かれたときの答え方について解説していきました。
面接で転職理由を聞かれたときは「なるべく正直に」「ネガティブなことを言いすぎない」ことを特に気を付けながら話すといいでしょう。
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